Netflixサンクチュアリ4話考察！試合会場の壁「テッポウ禁止」の紙の意味は？

Netflixサンクチュアリ4話考察！試合会場の壁「テッポウ禁止」の紙の意味は？

Netflixサンクチュアリ4話考察！試合会場の壁「テッポウ禁止」の紙を気になった人もいるのではないでしょうか。

テッポウとは柱に向かって左右の突っ張りを繰り返す稽古を禁止するという意味。

日常の稽古としてテッポウを打ち込むことの多い力士は、鍛える目的の他に、精神を落ち着かせ集中するという目的で出番前の花道での待ち時間にうっかりその辺の壁や柱にテッポウをしてしまったりするらしいです。

てっぽうは、「四股」「股割り」「すり足」などと同じく、江戸時代から何百年もの間、続けられる相撲の伝統的な稽古です。繰り返すことで上半身と下半身の連動した使い方を身体に覚えさせる稽古です。

1. 右手と右足を同時に前に出し、柱をたたく
2. 右足を後ろに戻しながら、同時に左手を後ろに引く
3. 左手と左足を同時に前に出し、柱をたたく
4. 左足を後ろに戻しながら、同時に右手を後ろに引く

国技館はテッポウができる場所もあるのですが、地方場所の会場など、それに耐えうる強度で作られていない所ではそういう注意書きの張り紙がしてあるのです。うっかりで観客席の土台や骨組みを破壊しないよういたるところに「テッポウ厳禁」のステッカーが張られているのが普通です。

それくらいすごい力ということですね。